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2023.11.08

EDAUME ART+KOGEI 2023

EDAUME ART+KOGEI 2023

EDAUMEは明治40年創業で、旧長崎街道沿いの佐賀城下に残った唯一の醸造所であった旧枝梅酒造の建物をリニューアルし、ギャラリーやアーティスト・イン・レジデンスになっている場所で、展覧会を開催する。参加アーティストは、工芸展の参加作家は、前半が黒木由美(陶芸)、津村光璃(染色)、白浜遼(漆)、後半が辻拓眞(陶芸)、増本瑶子(染色)、姜博厳(漆)。現代アート展の参加アーティストは岩崎千万理、田中壮一、松尾匠。EDAUMEは佐賀市とNPO法人まちの根太の運営。

2023年11月3日(金)ー2023年12月3日(日) 
10:00〜20:00

【西の蔵 若手現代アーティスト展】
会期:11/8—12/3
 田中壮一、岩崎千万理、松尾匠

【東の蔵 若手工芸アーティスト展 えだ×わざ】
会期:前半 11/8—22、後半 11/28—12/3
 前半:黒木由美、津村光璃、白浜遼
 後半:辻拓眞、増本瑶子、姜博厳

【まちの休憩所】
会期:11/8—12/3
 ・障がい者アート展 – ゆうきのつばさ、PICFA
 ・ONE有明物産展
 ・作品販売、工芸品・グッズ販売

会場:旧枝梅酒造「EDAUME」 
〒840-0854 佐賀県佐賀市八戸1丁目2
https://edaume.jimdofree.com/

アーティストプロフィール

【西の蔵 若手現代アーティスト展】

■岩崎千万理 Chimari IWASAKI
1998年福岡県生まれ。
2020年佐賀大学芸術地域デザイン学部卒業。
熊本県の祖父母宅を自力で改装後、京都府に拠点を移し、現在はインストーラーとして活動している。
主な展覧会に、『洞』(2018)、『熱 Art Exhibition NETSU”』(2020)、『環ジョウ交さ点』(2020)。

■松尾匠  Takumi MATSUO
1999 福岡県生まれ 
2021 佐賀大学芸術地域デザイン学部日本画専攻卒業 
2023 佐賀大学大学院地域デザイン研究科修了
主な展覧会 
2018 「パラリアル」佐賀市 川崎ビルF2 
2019 「第61回総合展 Welcome In My Backyard」佐賀市高取ビルF3/玉屋ビルF1 
2020 「さようなら/こんにちは」佐賀大学芸術地域デザイン学部3号館日本画専攻室     
「SMAART2020 美術と社会の時間」佐賀大学美術館2階小展示室 
2021 「ある壁にて」佐賀大学芸術地域デザイン学部3号館入口左手 
2022 「部屋が明るい」佐賀大学芸術地域デザイン学部2号館NIGOUKAN GALLERY

■田中壮一 Soichi TANAKA
1996   福岡県出身
2020.03 国立佐賀大学芸術地域デザイン学部卒業
2022.03 国立佐賀大学院地域デザイン科修了
2022.04 安藤造園土木株式会社入社
2020.03 九州芸文館アーティストインレジデンス
2020.10 グループ企画展 熱展
2021.02 グループ企画展 浮・不動展
2022.11 グループ企画展 Cha-Cha-Cha 展
2023.02 枝梅酒造Gallery NOMA 個展

【東の蔵 若手現代アーティスト展 えだ× わざ】

前半 11 月8 日~11 月22 日

■黒木由美 Yumi KUROKI
福岡生まれ
2019 佐賀大学地域デザイン研究科 修了
論文「古代オリエントのファイアンスに釉薬による造形表現を探る」
2022 個展「黒木由美#1」(二本木/ 福岡)
2022 瀬戸国際セラミック& ガラスアートプログラム2022-2023
招聘作家作品展(瀬戸信用金庫アートギャラリー/ 愛知)
窯の中の焼成を生かした釉薬による造形表現を追求し、作品制作を行っている。
主に針金を支持体とし、針金に発泡性の釉薬を施す独自の制作技法を用いている。

■津村光璃 Hikari TSUMURA
長崎県諫早市生まれ
2023 佐賀大学地域デザイン研究科 在籍
2021 第103 回佐賀美術協会展 鈴田照治賞
〃    ギャラリーシルクロにてグループ展「HAHA 展」
2022 ギャラリーシルクロにてグループ展「あお展」
〃    第43 回九州新工芸展 佐賀新聞社賞
2023 「ある壁にて」(3 号館プロジェクト)に参加
〃    第44 回九州新工芸展 NHK 佐賀放送局賞
蝋のもみ落とし技法とアンソラゾール染料を用いた染色 平面表現を模索している。
技法、染料、自分との関 わり合いの中で現れたイリュージョンに心躍らせながら制作を続けている。

■白浜 遼 Ryo SHIRAHAMA
佐賀県鹿島市生まれ
2023 佐賀大学地域デザイン研究科 在籍
2023 団体グループ展(1)/ ギャラリーシルクロ
〃    漆三人展 / 有田、手塚商店
〃    団体グループ展(2)/ のり・と
〃    白浜遼 漆展「千変万化」/ トネリコカフェ
2023 「実験の最小にて(2)」/ 冷泉荘ギャラリー
ダンボールを素地に用いた漆芸表現について研究している。身近に存在する
ダンボールが漆に覆われることで、全く違う姿へと変化を遂げるところに面白さを感じる。

後半 11 月28 日~12 月3 日

■辻 拓眞 Takuma TSUJI
佐賀県有田町生まれ
2017 佐賀大学大学院教育学研究科美術教育専修 修了
2019 日本現代工芸美術展 現代工芸新人賞
〃    現代工芸美術九州会展 九州陶磁文化館長賞
〃    日展入選
2021 現代工芸美術九州会展 佐賀県知事賞
2023 Salon Art Shopping Paris 2023 出品
現在、聡窯(そうよう)4 代目継承者として作陶しつつ、全国の百貨店を中心に作品展を開催している。

■姜 博厳 JIANG Boyan
中国北京生まれ
2023 佐賀大学地域デザイン研究科修了
〃    京都市立芸術大学美術研究科 研究生
2022 第44 回日本新工芸展「第5 回学生選抜展」最優秀賞
〃    「漆三人展」(有田/ 佐賀)
素材性を手がかりに行った、縄を素地とする漆造形制作を研究。
素地に用いる素材の性質と漆の素材性とを組み合わせ、新たな造形の可能性を追求している。
柔軟性がある線の造形材として、また、凹凸して偶然性を持った表面の質感を作り出す材料として、麻縄を素地素材の研究対象に選んだ。

■増本瑶子 Youko MASUMOTO
2022 佐賀大学地域デザイン研究科 修了
     修士論文「長野まゆみ研究 – コラージュ的な表現による
世界観の構築について-」
第100 回佐賀県美術協会展 鍋島報効会賞
第38 回九州新工芸 奨励賞
第39 回九州新工芸 NHK 佐賀放送局賞
第40 回九州新工芸 城秀男賞
第2 回日本新工芸展学生選抜展
第2 回全国大学選抜染色作品展
主にろうけつ染めの技法を用い、染色工芸作品の制作を行う。
植物の曲線を拾い、面と線での表現を意識した作品が中心。

【障がい者アート展】

ゆうきのつばさ
ゆうきのつばさプロジェクトでは、障がいの有無などに関わらず、すべての人がその人らしく活き活きと、命を輝かせて生きる「インクルージョン社会」を目指し、ファッションショーやステージパフォーマンス、アート展 などを開催。さまざまな交流を通じて相互理解を深め、ありのままを認め合う大切さを発信しています。

PICFA
PICFA は、三百五十年続く、医療法人 清明会 きやま鹿毛病院内に2017年7月に障がい福祉サービス事業所としてオープン。「PICFA(ピクファ)」は、Picture(絵画)+Welfare(福祉)からとった造語です。PICFAの活動は、アート作品の創作活動を「仕事」として位置付け、絵画制作・販売、デザイン・イラストの提供、壁画、数多くのライブペイント等を行い、官公庁はもとより、多くの企業とタイアップをして商品デザインの制作やグッズの制作販売を行っています。

■株式会社すみなす
株式会社すみなすは、「生きづらさをおもしろさに転換する」世界の実現を目指し、精神疾患や発達障害などの理由から「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱える人々に向けて、アートを通じて自由な自己表現と成長を促進し、アーティストとして自分らしい形で経済的社会参加ができる就労継続支援B型事業所、GENIUS(ジーニアス)を提供しています。

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